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原田波人「火の鳥」歌詞MV考察(監督からヒントも)曲の聴きどころ

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2025年も新年度がスタートし、次々と世に誕生する新曲たちを楽しんでいる毎日。

今年はこの勝負曲で駆け抜けます!

こんな宣言を聴くことも増えてきた。

特に演歌・歌謡曲のジャンルを中心に活動している歌手の皆さんだ。

まだまだこの世界は初心者なちゃめ、去年は皆さんの新曲がほぼ出揃った状態で聴き始めたので、初めての感覚に毎日が楽しいです~♪

新年度もそれはまだまだ続きそう!

ひとまず、この3ヵ月あたりで触れた曲の中から「この曲、こんな風に聴いているよ♪」を記録していきたいなと思う~!

 

今回紹介したいのは、こちら。

原田波人くんの「火の鳥」

波人くんはどんな歌手?

「火の鳥」はどんな曲?

ポイントをまとめてみたのでどうぞ~♪

原田波人「火の鳥」を聴こう!

今回紹介する、原田波人くんの「火の鳥」

どんな歌手?どんな曲?ポイントをまとめてみた~!

※曲については、あくまでちゃめの読み取り方になります。作品に携わられた方々、視聴された方々、それぞれに感じ方があると思いますので、「そのうちのひとつ」として受け取って下さい。

原田波人のプロフィール

まずは、「火の鳥」を歌う原田波人くんの簡単なプロフィールを。

  • 本名:原田 波人(はらだ なみと)
  • 生年月日:2002年9月22日
  • 出身地:和歌山県和歌山市
  • 身長:175cm
  • 血液型:A型
  • 事務所:プロダクションオーロラ
  • レーベル:日本クラウン
  • デビュー日:2022年1月12日

祖父の影響で4歳から歌を歌い始め、数々のカラオケ大会に出場
2016年 「NHKのど自慢」和歌山大会・週チャンピオン
2017年 「NHKのど自慢」グランドチャンピオン大会に出場
2017年 第4回和歌山県歌謡選手権(一般の部)・優勝
2019年3月 日本クラウン新人オーディション・準グランプリ獲得 

キャッチフレーズは「純度120%の歌声」

キャッチフレーズを知らずに去年初めて「万燈籠」テレビ歌唱を見たときも、“なんだろう、白。白通り越して透明…?”と感じました。“え、大丈夫かな。消えちゃわないよね…?”みたいな。逆に、その後に配信などで見ている姿は、ノリがいいしよくしゃべるし、洋服や美容なども好きなようで仕草もかわいいので、“あ、曲のストーリーに入り込んで表現してくれるから「歌の主人公=波人くん」になっていたけど、素はこんな元気でキラキラな子だったのか!笑”と安心したくらいです~

「火の鳥」の楽曲情報

次に、楽曲情報を。

「火の鳥」2025年3月26日発売

原田波人の6thシングル

  • 作詞:日野浦かなで
  • 作曲:木村竜蔵
  • 編曲:西村真吾

~不死鳥の様に何度も蘇る恋心~
80年代歌謡曲を彷彿させるメロディーに、唯一無二の声を存分に活かした原田波人だけが歌える究極のラブソング!

楽曲を聴ける前に制作陣は発表されていましたが、ちゃめはその時点でまだ同先生方作詞作曲である5thのカップリング「海風塔」にたどり着けておらず…今年に入り聴いていた「北へひとり旅」作詞の日野浦かなで先生と、「雪唄」作曲の木村竜蔵先生で、「北×雪→火?(真逆!)」一体どんな楽曲になるのだろう~とワクワクしていました!

「火の鳥」見どころ・聴きどころ・注目歌詞

「火の鳥」の見どころ・聴きどころとしてあげたいのが、

  • 最初から最後まで、とにかく映像が美し過ぎるMV
  • 低音がよく響く、80年代歌謡曲を彷彿させるメロディー
  • なぜ叶わない?夜明けが引き裂く?∞通りのストーリー

最初から最後まで、とにかく映像が美し過ぎるMV

「火の鳥」は、シングルのタイトル曲ではあるものの、CD発売日の時点でまだMVが公開されていなかった。

何か意図があるのか、先に音源のみ耳を澄ませ歌詞を読み込み、どんな世界観なんだろう~とたくさん想像を膨らませてからの映像。

…一体どこから、何から触れたらいいのでしょうか。

とにかく映像が美し過ぎる。

ちゃめは、元々バンドが大好きで、ここ3~4年くらいでダンスボーカルも聴くようになり、J-POPもK-POPも幅広く好きなのだが・・・

とりわけ「映像の美しさ」で言うと、「火の鳥」のMVはK-POPの映像作品に近いそれの感覚。

ただ、大人数グループであればメンバー個々のソロカットは、曲中の“メンバー全員で魅せるパート”を除いた部分の時間を、さらにメンバー数で割ったような秒数になる。

では、「火の鳥」はどうか。

・・・約4分半が波人くん、もはや「推しカメラ・チッケム※特定メンバーのみを追うカメラ」である。

黒波人くん・白波人くん・赤波人くん、あと鏡越しの波人くん。

そこに、何を告げようとしているのか超気になる“目隠しのヒト”。

(そもそも全体を通して波人くんが演じているそれぞれの色の人物は、男女どちらを表現しているのか、いやそんなもので分ける必要のない世界なのか?↓歌詞項目でも)

表情や仕草などから、明らかにそれぞれの役割は違いそうだが・・・これを1人で演じ分けているから凄い。

※参考までに、ちゃめが過去「え、K-POPグループのMVってこんなキレイな映像なんだ!」となった最初の作品を置いておきますね…

話を戻して。

MV公開からしばらくして、波人くんがこんなオフショットも出してくれた。

実際には、「制作陣→音源→映像」の順に知っていった「火の鳥」。

もし順番が真逆で、先にこのキレイな手元のオフショットだけが公開されていたとしても・・・

きっと気になって→映像を見て→曲にハマって→制作陣を知ってテンションが上がっていたのだろう。

「光を手繰る」の部分など、MV内での手の使い方も凄く好きです!

低音がよく響く、80年代歌謡曲を彷彿させるメロディー

この部分については後々追記をしたいと思っている。

4月15日(火)21時~、波人くん公式YouTube「ぽぽちゃんねる」での生配信「POPOSTATION」に、「火の鳥」を作曲された木村竜蔵先生がいらっしゃることになっているからだ。

制作秘話などをご本人の口から聞けるかもしれません…楽しみですねぇ♪
※追記※
生配信では、プライベートな話や制作秘話などはもちろん、竜蔵先生のギター伴奏での波人くん歌唱・竜蔵先生ソロ弾き語りや、2人での「火の鳥」セッションまで!是非ご覧になってください!↓ちょこっと内容を項目下に

先に触れておくと、「火の鳥」で使っている下の音域が、低く低く、心臓の深いところをグッと掴んでくるのがいい。

一番低音なのは、これらの部分。

くもーりガラースー といーきを~

キスーをかわーしー あなーたに~

V字でえぐってきますよね…

他、音としては最も低音、というわけではないが、サビラストにくるここ。

あーいーに いーきるーとーりー

こういった、“高い部分から音が下りてきて、グッと低めの音で心臓を鷲掴みにしていって、また上がっていく”ような動きが、曲中にたくさん出てくる。

最近はバンドのボーカルでもダンスボーカルでも、“高音が聴きどころ”という歌手も多い気がするので、ふとこういった音域での声に出逢ってしまうと沼ですよね…(もちろん高音域出される歌手も好きですよ。)

そしてこの曲、伴奏もとても効果的。

ピアノ・ストリングス・ドラムで奏でられ続けるロマンチックなフレーズ。

1曲を通して、“落ち着き”からどんどん“激しく”変化していく。

間奏では銅鑼みたいな音まで響き渡るし・・・

ラスサビ「激しーく」のアクセントが、小節頭の「し」じゃなく、ためて2拍目に爆発するの大好き。

まるで、“逢える→引き裂かれる”を繰り返して不死鳥のように蘇る度に、どんどん想いも強くなっているような。

で、ラストのラストは“無音→落ち着き”・・・

・・・え、やっぱり引き裂かれるこっちが現実なのかな?涙。

(ちなみに、ちゃめは80年代歌謡曲をリアルで聴けた世代ではなくその定義も曖昧だが、そのあたりの時代の楽曲で好きなのは、安全地帯の「ワインレッドの心」。

もし好きな人がいたら、是非「火の鳥」にもたどり着てほしいなぁ・・・)

↑これを書いた時点で、波人くんと「ワインレッドの心」の関係を全く知らずにいて…大変おかしなことを口走ってしまい申し訳ありません。なんと波人くん、公開収録で歌唱されていたのですね、これにはびっくりきっとぴったり!!!放送を楽しみにしています!
※追記※
2025年4月16日放送BSフジ「昭和歌謡パレード」にて歌唱シーンが放送されました、うひゃあ~ありがとうございます!楽曲への想いやかわいいコメントも。是非TVerでご覧になってください♪

※配信からの楽曲追加情報※

  • 作曲の依頼をもらったときタイミングや期限が厳しく、クオリティは下げたくない思いがありすぐの返事はしなかった。
  • やりたい気持ちは凄くあり悩んでいるなら動こうと考え、もらった歌詞を見たら日野浦先生の自信作で凄く空気感があり、一夜でいいメロディができた。
  • ドライな歌声の歌手が増えている中で、波人くんの「しっとり・ウェッティな・水分を凄く感じる歌声」を最大限に活かしたメロディを考えた。
  • デモはピアノでの演奏。

…一言一言を、嚙み締めちゃいますね。
ここでは「火の鳥」に焦点のあたった部分を抜粋しました。他にも波人くんとの出逢いまでの印象や海風塔の時のこと、現在ハマっているスキンケア&ヘアケアなどたくさんの楽しいお話、是非動画でご覧になってください!

なぜ叶わない?夜明けが引き裂く?∞通りのストーリー

「火の鳥」作品説明として目にするのが、上記の楽曲情報にある“不死鳥の様に何度も蘇る恋心”というキーワード。

そして、“叶わない恋と知りつつも惹かれ合う”や“恋の障害に引き裂かれそうになりつつ”と添えられている場合も。

一体どんなストーリーなのか?

※「火の鳥」の歌詞をフルでチェック!↓

注目したいのが、1番と2番の対比。

1番の頭はこんな感じ。

雨のハイウェイ 曇り硝子
吐息を重ねる ミッドナイト
狂おしく キスを交わし
あなたに溺れてゆく

そして、2番の頭がこう。

蒼いビロード 罪に濡れて
ぬくもり重ねる トワイライト
永遠を 願うふたり
夜明けが 引き裂いてく

・・・な ん で!!?

一体何が起きたんだ。

演歌・歌謡曲・・・確かに多い。

恋が叶わず愛が実らず、悲しかったり苦しかったり。

逆に、パートナーいるのに騙していたり裏切っていたり。

歌の中の世界だから思いっきり楽しみますけどね…

た だ。

今回の「火の鳥」は?

想いは一方通行だった?他に相手はいた?

熱い瞳に 抱き寄せられたら
生命(いのち)さえも 惜しくない

こんなに愛されていて、愛しているのに。

どこかで待つ相手がいる描写もなく、むしろ堂々とミッドナイトからトワイライトにかけてご一緒しているわけで。

※ちなみにトワイライトは、“日没後の夕暮れ”も“夜明け前の薄明かり”もOKらしいので、ここではミッドナイト一緒にいた後のだんだん明るくなった頃と解釈しています。

・・・何が「罪」

何で2人とも「永遠を願う」のに、夜明け=別れ

何で引き裂いちゃうんだー!!!?

でもなぜか、引き裂かれても何度でも蘇ってるんですよ。心も身体も。おそらく・不死鳥だから・ミッドナイトになると。ああもう、この謎の苦しさに共感無限ループで、全く先に進めませんでした…「あの助言」までは。

MVの監督をしてくださったという小鶴乃哩子さんからのお言葉。

「妖艶さを毎日浴びて頂けますように」

「叶わぬ想いに悶え苦しむヴァンパイアをイメージしました」

まさかのヴァンパイア的世界観ー!!!!!

ありがたい、ありがた過ぎる。

そっち系もOKなら、いくらでも物語は∞通りだ。

ファンタジー万歳!!

それなら、映像の

  • 冷静さを失い溺れる(連想からバスタブにしたも凄い)白波人くん
  • まるで全てを悟っているかのような黒波人くん&目隠しのヒト
  • 一緒にいられない現実を目にした?表情をする赤波人くん
  • 本当の気持ちはどっち?鏡越しに見る苦しみ中の波人くん

も、なんだか色々想像が膨らんでくる。

激しく燃え盛る 炎の渦

切なく尽きそうな 夜空

妖しく揺らめいた 炎の海

儚く消えそうな 光

聴いているこっちが悶え苦しみますって…

実際にはありえないような物語まで想像しながら、音源で・MVで、それぞれ楽しみたい!

※是非フルで!↓

2枚はカップリング違いです。Aの「琴の滝」、Bの「風」、いずれも編曲が「火の鳥」と同じ西村真吾さんなのですが、3曲とも楽器音の重なり方が素敵(特に「風」の、二胡・石や亀の甲羅などを使った(?)民族楽器のような音たちはリアル楽器音とのこと)で、カラオケバージョンでもヒーリングミュージックとして聴き心地が良いですよ♪もちろん、それぞれ歌ありで聴くと…声と歌詞に泣いちゃう!

「火の鳥」、何回でも見て聴いて、想像力を膨らませていきたい楽曲だ~!

☆マンツーマン音楽スクール☆

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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