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三国志2巻125~165ページ

挑戦
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挑戦した範囲

  • 2巻「漢室の風雲」125~165ページ
    • 乱兆

主な登場人物

  • 十常侍
  • 蹇碩(中常侍)
  • 董太后(帝の母)
  • 何進(洛陽の肉屋の店主)
  • 何后(何進の妹)
  • 弁(何后の息子)
  • 王美人
  • 協(王美人の息子)

おそらくこんな話だったんだろう

漢の悪政により、世の中が再び乱れ始めていた。

十常侍に賄賂を渡さなかったという朱雋などは、将軍の職さえ奪われていた。

地位の低い者はもっと扱いがひどく、あちこちで反乱が起きていた。

しかし十常侍はにこの事実を話さず、民が政治に満足していると伝えていた。

さらに、帝に酒と女を与え、外のことに興味を持たないように仕向けた。

 

十常侍が帝に差し出した女の1人が何后

肉屋の店主であった何進の妹である。

何進は大将軍に任命され、何后はそのうちという息子を産む。

 

また十常侍は帝に、王美人という女も差し出した。

王美人はそのうちという息子を産む。

何后はこれを知り、王美人に毒を盛り殺してしまう。

協は帝の母である董太后に預けられた。

 

帝は夜更かしと飲酒から、身体を壊していた。

先が長くないと悟り、協の心配をする。

自分の子であるのにも関わらず弁と違い、董太后の元にいるからだ。

それを聞いた蹇碩は、「協を後継ぎにしたいのであれば、何進を殺さなければならない」と示唆する。

 

何進が帝に呼ばれた。

暗殺などおかしなことに巻き込まれないよう、先に密偵を放つ。

案の定、十常侍による何進暗殺計画が進行中であることを知る。

怒った何進は、各将各大臣を集め、逆に十常侍皆殺し計画を立てる。

その矢先、帝が亡くなったという知らせが届く。

 

世の中の乱れなど何も知らずに亡くなっていった帝。

何進は、十常侍がこの事実を発表する前に自身を殺し、王美人の子である協を後継ぎにしようと準備していたことも併せて知る。

堪忍袋が破れた何進は、十常侍の皆殺し計画を決行。

宮中へ向かい、帝の使者が出迎えると突然血祭りに!

同時に、宮内に攻め入った。

 

蹇碩は自分たちの企みがバレたことで顔面蒼白。

慌てて逃げるが間に合わずに殺されてしまい、他の十常侍も次々に首をはねられる。

怒りに任せて命令していたはずの何進は、この光景を見て恐怖を感じてしまう。

 

なんとか助かった残りの十常侍は、何后の元へ逃げていた。

何進の怒りを静めてほしいと頼みに来ていたのだ。

何后はこれを受け入れ、何進を呼んで話をする。

「兄さんの暗殺を企てていた蹇碩が亡くなったのだから、もういいでしょう」

何進はこの言葉に頷く。

何進は将軍たちに手を引くよう命じるが、皆突然の方向転換に戸惑う。

将軍たちが「宮中のガンである十常侍をそのままにしておけば後悔する」と必死に訴えるが、何進は聞く耳を持たなかった。

 

宮中の争いが静まり、「これで弁が後継ぎだ」と何進がホッとする中、何后は「まだ問題がある」と切り出す。

協を可愛がっている董太后の存在が邪魔だというのだ。

何進はこれを聞き、「手を打とう」と怖い顔。

 

董太后が、協の元から去るよう命令を受けた。

本人も協を可愛がり過ぎたこと、何后がそれを良く思っていないであろうことを察していた。

黙って屋敷を後にする董太后。

するとしばらく馬車を走らせたところで、突然降りるように指示を受ける。

ここで董太后は異変に気が付く。

そう、この道中で董太后は殺されてしまったのだ。

ここまでの感想

な、なんだこの回は・・・

今回は、いつも応援しているボーイズ(劉備・関羽・張飛)は登場せず!

代わりに描かれていたのは、漢の政治の乱れ、、、とにかくひどい。

帝もまぁ、しっかり責任持って政治してくれよとは思うけれど、

若くてまだ好きにあれこれって感じではなかったのよね?

周りの大人がひど過ぎる・・・十常侍。

もう、この偉そうなおじさんたちの言いなりだよ。

世の乱れにも気が付かないまま身体を壊して亡くなって・・・

 

そうそう、朱雋も。ここでずっと朱雋嫌なやつだー!!って叫んでいた気もするけれど、

十常侍に賄賂なんて送るもんか!ってなっていたんだろうね、そうしたら将軍の職を奪われていた。

ちょっと同情する、、、そもそも手柄も横取り?的ではあったけれど。

黄巾賊と戦ってくれていた事実はあるんだからね。どうかお元気で、、、

 

で、とんでもないお家騒動?が起きているじゃんよ。。。

怖い、怖いって!!

帝の女、2人の争い。どっちも世継ぎ候補の息子がいるから。

何后はしれっと王美人殺しちゃうし、協を帝から引き離すし、、、恐ろしい。

帝は何后の性格・やっていること、どこまで知っていたんだろうなぁ~

 

蹇碩VS何進もね。

十常侍がどうしようもない集まりなのはわかったけれど、

ここの戦い、どっちの立場で考えたらいいんだろう複雑だ。

何后が強キャラだから、兄ちゃんもどこか言いなりっていうか、

何后が帝の女(しかも邪魔者を自ら消して弁も待遇良し)な現状があって、

何進も簡単においしい役職に就いて、ふーんって感じだったけれど。

十常時、てか蹇碩が帝に「協を世継ぎにしたいなら何進が邪魔だから消さないと」と示唆していたのはさすがに怖いし。

何后の言いなりになってないで、ちゃんとガン(十常侍)を消滅させてくれよー!!!

怖くなっちゃってる場合ー!!!?

なのになのに!

いざ何后が「義母(的な立場?何后も帝の正妻ってわけではないの?よくわからん)も邪魔なのよね~」とボソッと言えば、

ほいほいと董太后暗殺計画→実行。

おいおいおいおい何やってんだよ帝の母ぞ!?

この国、終わってるな。。。

勇敢ボーイズ、とりあえずここ離れていて正解だ、、、いや、今はまだ正解というわけではないが。

離れてから、次に何をどうしてくれるのかが大事だからね。

例えば音楽業界のボーイズ的に言ったら(何で)

ブラック過ぎる音楽事務所を出て自分たちで頑張ることにしたぜーってなって、

でも事務所内はまだまだ揉め続けていて、そんな事務所の空気が業界全体にも伝染しているよ~みたいな感じなの?

かえって凄く分かりにくくなってしまった。

続きが楽しみ~!

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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