挑戦した範囲
- 2巻「漢室の風雲」230~264ページ
- 荊州の父子※「ケイの字は漫画本では草冠が左上」
主な登場人物
- 帝
- 陳留王
- 何太后
- 董卓
- 李儒(董卓の元にいる武将)
- 丁原(何進からの手紙で洛陽へ来た将軍)
- 呂布(丁原の養子)
おそらくこんな話だったんだろう
帝と陳留王が城へと戻ると、何太后は帝のみを甘やかす。
表情ひとつ変えずに凛としている陳留王の様子を見ていた董卓と李儒は、
何太后が陳留王の母である王美人を毒殺したらしいことや、
もしそれが事実であればそのうち報いを受けるだろうということなど、噂話をする。
何進からの手紙により、各地の将が続々と洛陽に到着した。
荊州の丁原もその1人。李儒から何進暗殺を知らされるが、帝には挨拶したいと洛陽に留まる。
董卓は、李儒に自分の考えを打ち明ける。今の帝を廃し、陳留王を帝にする。
そして自分がその後ろだてとなり、国を見るというものだ。
李儒は素晴らしい考えだと賛同。
董卓の威勢を見せつけるため、2人で現在洛陽に残っている将軍たちを呼び宴会を計画する。
宴会当日。出席した者は皆、口を揃えて董卓を持ち上げおだてるような発言をする。
これを聞いていた丁原は、つまらない席だと養子である呂布に漏らす。
董卓は皆の前で「現在の帝はふさわしいのか?陳留王こそがその器、すぐれた帝として必要なのではないか」と声を上げる。
これを聞いた丁原が待ったをかける。
酒の席での、国の運命を変えるような発言、、、何かたくらんでいるのではと指摘する。
董卓は、丁原によって酒の席が邪魔されたことに怒り、丁原暗殺の手筈を取る。
この話を聞いた李儒は大慌て。なんと丁原と共に行動している呂布は、弓馬の豪傑だったのだ。
丁原と呂布が宴会の席を後にすると、董卓からの命令により既に丁原暗殺計画が動いていた。
しかしこれにすぐ気が付いた呂布は、素早く丁原を守り刺客に向かって弓を射る。
丁原は呂布に感謝すると同時に、董卓の腹の内をはっきり認識する。
その夜、董卓の兵が深い眠りに落ちていると、突然呂布を先頭とした丁原の兵が襲ってきた。
董卓の兵は次々と倒されていった。
ここまでの感想
来た。こちらが本当の董卓回?
前回はほんの序章で、ここで本性が見えてきたね・・・
ちょうど董卓の兵がやられ始めたところで終わったから、次回が直接対決??
というか、董卓さぁ・・・
この人、大丈夫??
何太后のこと、あなた何て言ったの?
「因果応報」
「善を行えば福を受け、悪を行えば禍いを受ける」
いや、その通りと思うよ?
何太后なんて、ここで董卓と李儒が噂していた「王美人毒殺」どころか、
自分では手を加えていないあれこれめっちゃやらかしてんだからね。
兄ちゃん(何進)使って董太后さよなら。
その兄ちゃんも、(十常侍絡みではあるけど、元のきっかけは)妹が不安みたいで呼ばれたから~と城に出向き殺され、
帝にベタベタで陳留王に精神的ダメージだって与えてるよきっと?
陳留王がしっかりものだから黙って大人でいるだけで。
だ・と・し・て・も・よ。
董卓が「そんな何太后はいつかは報いが~」って、
どの口が言ってんだー!!?
自分に意見してきた丁原が気に入らなくて、
邪魔な存在だって感じたらすぐ暗殺を計画。
結果的にすぐ呂布に見破られ、丁原にも腹の内がバレて、
その晩のうちに自分とこの大量の兵が夜襲に・・・
あまりのジェットコースターな速さのできごと!!
「因果応報」
自分で言ったのに~。
どんな場面でも、これはダメ。
自分は自分!
とりあえず気に入らない相手を蹴落としとこう~なんて思ったって、
いいことないのよ!!
丁原自体の力はまだよくわからないけれど、、、
自分の考えしっかり持っていて周りに流されないタイプなのに、
「董卓見せつけ無駄宴会」に一応ちゃんと参加した理由が
「理由もなしに断るのは失礼と思って」なのが、真面目さにじみ出ている。
養子の呂布は言わずもがな。
なんかすんごい人いたけれど!?
呂布はこの能力を活かして、今後どうしていくのかな~
これからが楽しみ!
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