いよいよ、明日発売だー!
梅谷心愛ちゃんの初カバーアルバム♪
1回1曲ずつ予習してきて、前回がこちら↓
発売は明日9/25となっているけれど、
どうやらもう、ちゃめのすぐ近くまでは
やってきている様子・・・そわそわっ
大事に保管されていておくれ~(笑)
まぁ、あくまでお届け予定日は9/25なので。
わくわくしながらラスト、学習しよう~!
心愛のうた~昭和歌謡名曲セレクション~
・人生一路
・真赤な太陽
・黄昏のビギン
・買物ブギー
・石狩挽歌
・人生いろいろ
ボーナストラック
・磐越西線ひとり(ギター・バージョン)
6回目の今日は、「人生いろいろ」について。
こちらは、なんと既に!
アルバム音源として完成形の梅谷心愛バージョンが、
9/12のラジオ番組「こころの歌」内で解禁済み♪
現在はもう追っかけ再生できないので記憶で書くけど
声もいいし表現力がもの凄い!人生何周目の16歳かな!?
と大興奮!番組リアタイ後またすぐに追っかけたよ!!
そんな「人生いろいろ」
メロディーも歌詞も、なんとなくは知っていて。
「人生いろいろ~咲き乱れるの」部分だけは歌える・・・
そして、カラオケ番組やものまね番組だったのか、
「人生、いろいろ~」
いろ♪いろ♪
と、ご機嫌な合いの手が入るイメージが残っているのだけれど、
一体これは、いつの誰の何のステージだったのか・・・
まぁ、こんな曖昧な記憶は置いておいて。
それではスタート!
人生いろいろ
1987年4月21日に島倉千代子が発表したシングル。
作詞:中山大三郎 作曲:浜口庫之助 編曲:竜崎孝路
B面曲に同作詞作曲編曲家による「花ごよみ」が収録されているが、元々はこの「花ごよみ」の方がA面曲の予定だった。当初「人生いろいろ」は、浜口が函館の街をイメージして作った「坂のある町」を原曲に、中山が「笑いばなしにして」とういう曲名を付けたB面曲だった。
・・・新パターン!今までの予習で「人生一路」「黄昏のビギン」のように、B面曲としてリリースされていながら、世間に広く知られるようになったということはあったけれど、今回はなんと「制作中にA面曲に躍り出た」と!人生いろいろ、名曲パターンもいろいろ。
ちなみに、Wikipediaにも「山田邦子やコロッケによりものまねされた」と記述があるから、ちゃめが見ていたのはこのあたりのバラエティ番組の可能性大。
追加学習「島倉千代子と美空ひばり」
今回、改めて島倉千代子さんの送った人生について調べていた時に、美空ひばりさんとの関係を知ることができた。千代子さんは、1歳年上のひばりさん※ひばりさん1937年5月29日生まれに対して、千代子さん1938年3月30日生まれなので、ギリギリ学年は一緒になるのかな?の追っかけ(アルバイトをしてはコンサートに通うスタイル)だったということだ。
しかし、ひばりさんの所属するコロムビアレコードのコンクールに合格してもご本人にはなかなか会えず、「明星」のファン投票(それまでひばりさんが不動の1位)で千代子さんが1位を取ってからは「ひばりさんが出る番組には出られない、という空気が築かれていた」と本人が語っていたそう。
ただ、ファンによって身体を傷つけられた経験を始め、人生の多くのできごと(離婚、金銭トラブル、家族の死、そして歌への熱意)がシンクロする2人。千代子さんの30周年記念パーティーには事務所に内緒で飛び入り参加し花束を渡したり、ひばりさんが毎年3月3日極親しい女友達だけを集め自宅で行う「ひな祭り」にも参加したり。姉妹のような関係は最晩年まで続いていた様子。
えええ、全く知らなかった・・・
歌詞の内容(抜粋)
死んでしまおうなんて
悩んだりしたわ
バラもコスモスたちも
枯れておしまいと
冒頭からもの凄く暗い・・・「人生いろいろ」あって「男も女もいろいろ」いる歌、という認識はあったのだけれど、そこに行き付くまでのストーリーはわかっていなかった。
髪をみじかくしたり
つよく小指をかんだり
自分ばかりを責めて
泣いてすごしたわ
「当初酒で憂さを晴らす歌詞だった部分を変更した」とのこと。この辺の描写が変更された箇所なのかな?1番の歌詞は、恋愛の失敗から「おかしいでしょ、滑稽でしょ」と言いながらも悲しみが表現されている。
笑いばなしに涙がいっぱい
涙の中に若さがいっぱい
涙!!それに対して2番、変化がおもしろい。
笑いばなしに希望がいっぱい
希望の中に若さがいっぱい
希望!?さてさて、何がどうしてこう心境が変化したのか。その間の歌詞を少し戻って見てみると・・・
恋は突然くるわ
別れもそうね
どんな大事な恋も
軽いあそびでも
一度なくしてわかる
胸のときめきよ
気持ちがいいくらいわかりやすく、恋愛体質なニオイがする・・・。
なくしたときに、その逆の「ときめいたとき」を再認識する。いや、とても素敵なこととは思う、気が付けるのだから。ただ、なんだろう?このどことなく「恋に恋しちゃっている」雰囲気は。
これが何度も繰り返し念を押される「若さがいっぱい」なのだとしたら、、、いいね、若いって。でも破滅しない程度にお願い!
曲の持つ印象
歌詞では「まぁ、いろいろあるわよね」と言っておきながら、メロディーは暗く悲しく、歌声も決して気分が完全に晴れたわけではない雰囲気。
そして特に語りたいのが、前奏からひたすら繰り返されるピアノのフレーズ。
曲全体を通して、ほとんどの部分でこの前奏と同じフレーズが伴奏として流れ続けている。ストリングスやパーカスも入って他の流れも作ってはいるのだけれど、後奏で他の楽器も合わせてこのフレーズが強調されるからとても耳に残る。なんだろう・・・まるで、この曲で歌っている「人生はいろいろだけど、自分は結局また恋愛を繰り返してしまう、、、恋がきては別れて、なくして、やっぱり恋愛していたときのときめきが忘れられなくて、また別の恋をして、、、」のループを表しているかのよう。
と、こんな感じで。
心愛ちゃんバージョンを聴いたときは、
まだ原曲を冒頭から全て聴き入ったことがなかったから・・・
声のみに注目して、大人っぽいなぁ~となっていて。
でも記憶だと、この印象的なピアノのフレーズ、
心愛ちゃんのカバーでも前奏から流れていた気がする!
記憶違いの可能性もあるけれど(笑)
これあっての「繰り返してしまうんだ」感って気もするから、
残っていてくれたら、嬉しいかも。
もし全然違うアレンジになっていたとしても、
それはそのときで、どんな心境の歌に聴こえるのか
聴き比べるのも楽しみ!!
さてさて。今回で予習は完了!
原曲を先にひと通り聴いて、
- 曲や歌詞そのもの
- 作曲・作詞時の背景
- 原曲歌手の人生
- 原曲のアレンジ
- 別のカバー聴き比べ
などなど、6曲とも深かった!
カバーを聴いたときに、何も知らずに聴くよりも
もっと何倍も楽しめたら幸せだなって思う!!
元々の原曲ファンの方はもちろん、ちゃめのように「演歌歌謡曲をずっとは追っていなかった」という方も、心愛ちゃんカバーをきっかけに幅広く楽曲に触れていきましょう~♪
ちなみにボーナストラックの「磐越西線ひとり」ギター・バージョンも、ギターに合わせて歌い方を変えているそう・・・たくさん聴き込みたいですね!
ではでは!
梅谷心愛ちゃんとの出会い↓
演歌・歌謡曲で触れた新世界↓
コメント