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木村徹二「雪唄」歌詞考察、MVならではの楽しみ方や曲の聴きどころ

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2025年も新年度がスタートし、次々と世に誕生する新曲たちを楽しんでいる毎日。

今年はこの勝負曲で駆け抜けます!

こんな宣言を聴くことも増えてきた。

特に演歌・歌謡曲のジャンルを中心に活動している歌手の皆さんだ。

まだまだこの世界は初心者なちゃめ、去年は皆さんの新曲がほぼ出揃った状態で聴き始めたので、初めての感覚に毎日が楽しいです~♪

新年度もそれはまだまだ続きそう!

ひとまず、この3ヵ月あたりで触れた曲の中から「この曲、こんな風に聴いているよ♪」を記録していきたいなと思う~!

 

今回紹介したいのは、こちら。

木村徹二さんの「雪唄」

徹二さんはどんな歌手?

「雪唄」はどんな曲?

ポイントをまとめてみたのでどうぞ~♪

木村徹二「雪唄」を聴こう!

今回紹介する、木村徹二さんの「雪唄」

どんな歌手?どんな曲?ポイントをまとめてみた~!

※曲については、あくまでちゃめの読み取り方になります。作品に携わられた方々、視聴された方々、それぞれに感じ方があると思いますので、「そのうちのひとつ」として受け取って下さい。

木村徹二のプロフィール

まずは、「雪唄」を歌う木村徹二さんの簡単なプロフィールを。

  • 本名:木村 徹二(きむら てつじ)
  • 生年月日:1991年7月11日
  • 出身地:東京生まれ、横浜育ち
  • 血液型:B型
  • 事務所:クラウンミュージック
  • レーベル:日本クラウン
  • デビュー日:2022年11月16日

2023年 第65回「輝く!日本レコード大賞」新人賞受賞
2024年 第38回「日本ゴールドディスク大賞」ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト賞受賞

キャッチフレーズは「ガツンと響く!アイアンボイス!!」

父が鳥羽一郎さん、叔父が山川豊さん、兄が木村竜蔵さんと、音楽一家で育った徹二さん。竜蔵さんとは2016年にポップスデュオ「竜徹日記」を結成し活動を続けていますし、2025年2月には4人での「木村家ファミリーコンサート」が実現しています!徹二さん、歌唱はもの凄くカッコいいのに、番組でのおしゃべりやSNSでの発信が「あえて(?)カッコつけないスタイル」のおもしろさで、本当に癖になってしまいます…

「雪唄」の楽曲情報

次に、楽曲情報を。

「雪唄」2025年2月5日発売

木村徹二の3rdシングル

  • 作詞:木村竜蔵
  • 作曲:木村竜蔵
  • 編曲:遠山敦

ひとつの過ちで全てを失った主人公の再生、再起を唄うメッセージ性の強いバラード歌謡。

デビュー曲「二代目」、2ndシングル「みだれ咲き」などに引き続き、兄の竜蔵さんによる作詞作曲・そして遠山敦さんの編曲となっています!

「雪唄」見どころ・聴きどころ・注目歌詞

「雪唄」の見どころ・聴きどころとしてあげたいのが、

  • ダンサーによって魅せ、音源とは異なる箇所のあるMV
  • 演歌?ポップス?境界線ギリギリの「歌謡曲チックなポップス」
  • 黒から白で表現する「いつからでも、何度でも、やり直せる」

ダンサーによって魅せ、音源とは異なる箇所のあるMV

「雪唄」は、音源で聴くのと映像で見るのとで、大きく違う点がある。

徹二さんの歌う世界観を、MVでは最初から最後まで1人のダンサーさんが踊りで表現しているのだ。

このダンサーさんの名前は、MVラストにもしっかり表示される「coiro」さん。

coiroさんのInstagramに、MV出演の報告やオフショットがアップされていましたが、まず驚くのがプロフィール!なんと「15歳※2025年4月現在ソロダンサー」!!

この3月に中学を卒業されたとのこと、おめでとうございます!「ダンスを優先してきた3年間でしたが…」とコメントが添えられていましたが、ちょっと見ただけでもたくさんの受賞歴があるようで素晴らしいです!

話を戻して。

このcoiroさんが曲のストーリー全体をダンスと演技で表現してくれていて、黒→白の世界への移り変わりシーン、音源にない「間※3分20秒~3分50秒あたりの約30秒ほど」は、MVならではの箇所。

言葉の会話ではなく、目線と息遣いでの2人の演技。初見のMVプレミア公開時はもちろん、その後に何度繰り返し見ても、このシーンは呼吸と瞬きをするのを忘れてしまいます…

また、coiroさんが白衣装で踊り出す世界に入ってからの、4分20秒~も注目。

一瞬だけ黒衣装が蘇り→4分25秒の徹二さんの表情、ここがとても意味深でゾクッとさせられる。

ラストも、決して明るいとは言えない表情で場を後にする徹二さん…「白い世界」は、「“黒”を全くなかったことにし、忘れて生きよう♪」という意味ではなく、「“黒”を悔いて学んでの“やり直す”」なのだということを表しているのでしょうか?↓歌詞項目でも

演歌?ポップス?境界線ギリギリの「歌謡曲チックなポップス」

楽曲を聴く上で触れたいのは、その曲調。

「歌謡曲チックなポップスにしたい」

“意図的にそういう曲”を、と竜蔵さんと話した上で作り出してもらったことを、インタビューで徹二さんが明かしている。

確かに、演歌にしてはあっさりとした4小節という短めの前奏に、8小節Aメロ・8小節BメロからのサビというJ-POPのような作り。

高音でガッツリこぶしを回して・・・というような曲ではなく、低めキーの心地よい歌声

「演歌に馴染みのない層へ、いかに届けるか」と、他ジャンルの愛好家が違和感なく楽しめる要素を盛り込んでいるのだそう。

歌声だけでなくオケにも耳を澄まして聴いてみると、和楽器の音で始まったかと思えば、ピアノや弦楽器もそこに次々と重なり、さらに盛り上がってエレキギターやドラムまでが入ってくる

…誰もがいずれかの楽器音には馴染みがあるハズ!?そして不思議なのが、それぞれの音が打ち消し合わずに際立っていて、全く邪魔しないんですよね。徹二さんの心地よい歌声のメロディーとは違う進行で掛け合っている楽器音たちもとてもオシャレなので、是非カラオケバージョンも聴いてみてください!

黒から白で表現する「いつからでも、何度でも、やり直せる」

MVが黒世界→白世界で移り変わるので視覚でもわかりやすい。

ただ、音源で聴いても歌詞からそれはしっかり伝ってくる!

※「雪唄」の歌詞をフルでチェック!↓

雪が心を染める
「何度でもやり直せるさ」と

白く白く白く生きられる

月が心を照らす
「遅すぎることなどないさ」と

淡くけれど強く生きられる

このあたりは「いつからでも“白”になれるよ」というメッセージなのですが、逆に気になる表現も出てきます…

明日を与えてくれる
それは救いか償いか

捨てる神 拾う神
いずれも神は神

夜は誰かの昼であり
今日が明日へと続く

自分が「黒」なことで、明日がなくなったり捨てられたり、その裏で「白」でいられる誰かが存在したり…それを「楽な人生」とする場合もあるのかもしれない。それでもやり直すのであれば、「“黒”を忘れ去って全く別の“白”がスタートする」のではなく、あくまで悔い改めて学んで「その“黒”を背負い、心のどこかには持った上での新たに始める“白”」であれというメッセージのような、MVともつながるような気もします…

このように「雪唄」は、音源での楽しみ方・MVでの楽しみ方が、それぞれにできる楽曲になっている!

※是非フルで!↓

2枚はカップリング違いです。Aの「湯の街」、Bの「忘らりょか」、いずれも作詞作曲は竜蔵さん・編曲は遠山敦さんとなっていますが、これらはわりと“THE 演歌(←?)”。例えば「前奏の長さ」だけを取っても、「雪唄」とのギャップが楽しめますよ♪

全く同じ制作陣でありながら、次々と“何かが違う・何かが新しい”を届けてくれるから、目も耳もずっと離せない~!

☆気持ちを新たに☆

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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