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舞乃空 カラオケやYouTubeも魅力だけど「とまり木」おすすめ

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前回、歌手の舞乃空ちゃんの魅力をまとめていた。

こちら↓

今回は、そんな舞乃空ちゃんの最新シングルから「とまり木」の物語に入り込んでみようと思う~!

お邪魔します♪

「とまり木」で歌われている物語に、浸ろう!

「とまり木」の物語を、とことん浴びよう!

まずは作品を視聴してみよう。

「とまり木」は、女性デュオ「花*花」による楽曲提供!

コジマイヅミ 作詞 / オノマキコ 作曲 / SHIKI 編曲

ディスコグラフィーには「~離れた場所で頑張る大事な人~」と説明がある。

「大事な人」は、誰にとっての誰のことなのか…見て行きましょう!

まずはMVがこちら↓

世の中にはドラマ仕立てや派手な映像演出のMVも増えている中、こちらのMVは舞乃空ちゃんの歌唱シーンや物語に合った表情をじっくり楽しめる!

表情・目線・声色で、人物を演じ分けているようにも感じられます♪

登場人物は?

ズバリ、「母と娘」のストーリー!

以下の項目「具体的に描かれていない部分」でも触れますが、実際の歌詞内で「お母さん」「我が子」などと呼び合っているわけではありません。YouTube概要に「親子の絆」とあり、また作詞にあたって舞乃空ちゃんが自分のお母さんと手紙交換をし、その互いへの手紙内容をコジマイヅミさんとディスカッションしたという情報もありましたので、ここでは母と娘ということで考えていきたいと思います♪

  • 1番では、母である「私」が娘を「あなた」と呼び、自身の思い出などを語っている。
  • 2番では、娘が母を「あなた」と呼び、「~よ」「~ね」の口調で想いを語っている。

母目線の歌詞(抜粋)

産まれた日のこと 何度でも思い出す

いつからだろう

少し私に 似ている気がした

1番では「私」の方が、年長者であることがわかる。

大空を舞う のように
夢の先のその先に 羽ばたけ
傷ついたら 帰っておいで
このとまり木

「私」は、「鳥」のように羽ばたいていく「娘」がいざというときに帰ってくる場所「とまり木」であろうとしているのですね!

娘目線の歌詞(抜粋)

心配してること いつも分かってるよ

1人暮らしにも

あなたに似てる気がした

2番では「1人暮らし」を始めた娘が、母である「あなた」と自分を重ねる場面。

がんばるから がんばらせてね
道の先のその先に 飛びたい
泣きたい夜はを休める
あのとまり木

2番の娘目線になっても、1番同様に「自分」を「鳥」に例えて、離れて暮らす「母」を「とまり木」と表現しています!

具体的に描かれていない部分は?

  • 登場人物2人の関係は?
  • 「とまり木」でなかったら?

登場人物2人の関係は?

上でチラッと触れた通り、実は歌詞内ではっきりと「お母さん」「我が子」などと呼び合っているわけではなく、概要欄やインタビューの補足などが無ければ想像の世界なのだ。

「背中が似ている・手が似ている」と描写があるので、同性かな?とも想像できるが・・・

父と息子かもしれないし、「とまり木」は祖父母や叔父叔母などかもしれない。

もしかしたら、聴き手にとっての「大事な人」を自由に想像しながら「共感してもらう・ストーリーに入り込みやすいようにする」効果もあったりなかったりするのかも・・・?

「とまり木」でなかったら?

この物語、あくまで「母」が「とまり木」の存在でいてくれるのがとても良い。

「いつでも危なくないように、鳥かごとして守ってあげるからね」ではなく・・・

「鳥」でなくとも、例えば

  • 「補助輪」みたいに、倒れないよう後ろにくっついて支え続けていたり、
  • 「リード」みたいに、行動できる範囲を決めたり進む方向を誘導したり、

こういった「守り方」も存在はする。

でもそうではなく、あくまで「自分なりに夢を追いかけて羽ばたいてみて、傷ついたとき帰る場所・泣きたい夜に羽を休める場所」なのだ。

書かれてはいない「別のもの」での守り方を想像したときに、より一層この物語の2人の関係性にウルッときちゃいますね・・・

まとめ~親子の愛・絆を一人二役で表現~

登場人物2人の、家族構成・描かれている場面以外の過ごし方・娘が叶えたい夢の詳細など、背景はほぼ「聴き手のご想像にお任せします」の、より多くの人が入り込みやすいこの曲。

ただはっきりとわかるのは、「鳥」と「とまり木」の関係である2人の、離れていても伝わってくる愛と絆

  • 「母」は「娘」の「力強い声」をしっかりと受け止め送り出す。
  • 「娘」は「母」の「背中を押す声」を聴いて勇気を持っている。

これを、デュエットではなく舞乃空ちゃんが1人で表現し切っているのだから、感動!!

 

と、こんな感じで。

歌詞の物語に感情が爆発してしまったけれど、メロディーも歌詞とリンクしていて自然と耳に入ってくる!

「心配していること・されていること」や「〇〇が似てきたなぁ」と感慨にふける場面と、

「大空舞う 鳥のように」「がんばるから ばんばらせてね」の、強弱の対比。

そして、

「羽ばたけ」「飛びたい」歌詞通り上昇していくメロディー進行と、

「このとまり木へ」で、本当に羽を休めるかのように落ち着く音

ピアノ伴奏が基調だけれど、ストリングスが入るところも好き~・・・

聴いていてとても心地いい声と伴奏ですよね♪

YouTubeあのまのあチャンネルで、幅広いジャンルの「歌ってみた」に挑戦している「カメレオン歌手」な舞乃空ちゃん。

1曲の中でも登場人物を演じ分け、色々な表情を見せてくれて嬉しい♪

今後もたくさんの作品を聴いて行きたい~

ちなみに、C/Wの「幸せになって下さい」は姉妹の物語。こちらも泣いちゃいます!↓

この1枚の2曲でも、登場人物になりきって歌声が変わるのがよくわかります~是非聴いてみて下さいね♪

ではでは!

 

☆ちょこっと ちゃめ いんふぉ☆

久しぶりに大好きな家族と会う・・・そんなときにキレイな髪でいたい!日々のケアに良さそうです♪↓

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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