SEVENTEENに出会って、約2年。
グループの歴史からしたら、ほんの最近の出来事。
そんなわたしでさえも、
ベストアルバム「17 IS RIGHT HERE」に、
改めて、また心を持っていかれている・・・
この年月でも、こんなにザワザワさせる新旧楽曲たち。
長年のファンのみなさんは今どんな心境なのだろう・・・
ちなみに、わたしがK-POPグループのMVで、
初めて自発的に検索したのが、まさに
SEVENTEENの「舞い落ちる花びら」で。
なぜこの曲にたどり着いたかはこちらに・・・
この流れからも想像がつくかもしれないけれど、
当時衝撃を受けて何度も繰り返し見ていた本家のMV・PVは、
日プ2でもパフォーマンスされていた日本語歌詞の方で。
もちろん、韓国語歌詞の「Fallin’ Flower」にもたどり着いたし、
視聴してはいたけれど・・・
なんせ「韓国語の曲を聴く」ということ自体、
本当に全てここから始まったわけで。
まずは日本語が聴きやすいかな~歌詞の意味もわかるし♪と、
去年タイミング良く日本でのベストアルバム
「ALWAYS YOURS」が発売されたこともあって、
どちらかというと、日本語歌詞曲の方を多く聴いていた。
今ではSEVENTEENに限らず、様々なアーティストの韓国語曲・英語曲も
なんのためらいもなく聴くようになったし、
むしろ本来の言語でのリズムの取り方・音のハメ方、声色の当て方が
心地いいと感じることも。
もちろんそれぞれに良さがあるから、
結果的にどちらも楽しんでいるのだけれど~
話を戻して。
そんな中、今回タイトル曲として収録されている「MAESTRO」、
こちらがこれまた、ぶっ刺さりまくりなわけで。
学生時代クラシック音楽を専門的に学んでいたこともあり、
映像や歌詞の中に散りばめられている、
アイテムや用語に、目も耳もキラキラ!
そして、まだ読み解き切れていないストーリーにゾクゾク!!
今のところポイントとなりそうなモノたちは、このあたり??
正しい説明は、調べたらいくらでも出てくるだろうと思うから!
ここではあえてしっかり調べる用語解説ではなくて、
学生時代実際に使用していた&演奏していたときの
体感・実感に基づいた「こんな風なやつなのよね~」をまとめておく♪
MVの中で
タクト
メンバーが代わる代わる振っている指揮棒ね。人の手で、複数人の演奏をまとめるときに使う。
音の入り・切り・強弱や速さも、自由自在に操れちゃう。「この棒は飾りだー」って、手だけで振る人もいる。要はこの棒がというより、これを扱う指揮者の目線や呼吸が何より大事。
たまーにこれがおかしいと、自分以外の演奏者にこっそり合わせるなんてことも・・・
メトロノーム
巨大な建物風に登場している振り子のやつね。振り子のと電子のがあるけど、どちらも1分間に打つ音の数を指定すると、その通りの速さで機械的に一定に刻む。
ただ、振り子のタイプはゼンマイ式だからネジ巻かないといずれは止まるし、少しでも傾いていると正しいリズムを刻まなくなる・・・安定的な様で不安定。しかも、おもりが外れてしまえば一気に機能しなくなるし、緩んで一番下に落ちてしまえば、テンポ大暴走を始めるんよ・・・
その他楽器類
グランドピアノから始まって、歌詞にも登場する通りに、管楽器・弦楽器・打楽器が次々と出てくる。
歌詞の中で
チューニング
楽器の音程を正しく合わせる、調律のこと。
気温や湿度でも変化するから非常に厄介・・・
スケルツォ
軽快でテンポの速い、3拍子の楽曲。
直訳は「冗談・いたずら」ってなるらしい(※一応ここは調べた!)。
高校時代に練習曲としてショパンのスケルツォ2番に挑戦したが、つかみはカッコよく、華麗なメロディー、ロマンチックな転調、弾き終わりのやり切った感!
元から好きな曲だったこともあり、感想「疲れるけれど、超楽しい!」
ソナタ
楽曲の形式の1つで、ざっくり言ったら「提示・展開・再現」の3部形式。
細かく分けたらもっと分かれるとかいろんな説があるはず。
形が決まっていて、「この部分がこれにあたる」と楽譜に書き込みさせる講師も多い気がする。
中学時代にベートーヴェンの3大ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」に挑戦していた頃は、情景も思い浮かべながら楽しんでいたが、受験課題だったモーツァルトのソナタ(※念のため番号は伏せる)を境に、その後ベートーヴェン1番→5番→21番と、高校の課題をこなせばこなすほど、「展開が同じじゃん・・・※そういう作りなの!」「単調なのに、超疲れる・・・」と心が離れていった。もっと向き合えばそれぞれに違ういい曲だし、きっと楽しめた。
ストレスを全てぶつけて弾きまくったシューマンのソナタ(※念のため番号は伏せる)が個人的には好き。
速度・強弱類
- アッチェレランド(だんだん速く)
- クレッシェンド(だんだん強く)
- ア・テンポ(元の速さで)
この辺は深読みせずそのままの意味で使われていそう。
メロディーの中で
繰り返されるこのメロディーの進行、癖になる。
歌詞全体は前向き・新しいことが起きる・やる気に満ちあふれている系なのに、
耳に残るこのメロディーが、階段を降りていくようにだんだん下がっていき、
着地したときに感じる、暗く・不安な印象さえ持つホ短調の音階。
ラスト以外に入るオクターブ上のシャウトが、意志の強さ感じる。
ただただ、楽しいよ・明るいよ・未来ウキウキ♪じゃないのがまた良き・・・
考察手前まとめ
曲に込められた思いやMVで伝えたかったこと、数々盛り込まれているポイントなどは、
これからどんどん発見して考察して楽しんでいきたいし、
なにより今メンバーが各所で実際にパフォーマンスしてくれているものをたくさん浴びたい気持ちではあるので!
ここでは、焦点が「タクト(道具)」ではなく「マエストロ(人)」なこととか、
一見、機械的で安定的なメトロノームが、実は真逆の「不安定でもろい」の象徴だったりもしたらゾクゾクだな!とか、
最初だけ登場する「スケルツォ(ユーモアのある音楽)」には元々「SEVENTEENの」と付けているのに対して、
そのあと出てくる「ソナタ(形式的な音楽)」には、元々形が決まっているものにも、これから新しいことをどんどん足していっておもしろいことになる、そんな未来になるから!という意志を感じたりとか。
このあたりをまとめて、終わりにしたいと思う!
と、まぁこんな感じで、
気が付けばめちゃくちゃ自分の体験・経験からくる
かなり癖だらけの感想を!長々と!!
書いてしまったなぁ~
全っ然、的外れな可能性しかないけれど(笑)
ああもう、音楽大好き!!!
~追記~
音楽アイテムや音楽用語以外にも注目した
追いMAESTRO考察的まとめや、
あらためて記録しておいた
舞い落ちる花びらについても!
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