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三国志1巻285~324ページ

挑戦
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挑戦した範囲

  • 1巻「桃園の誓い」285~324ページ
    • 火攻めの計

主な登場人物

  • 劉備
  • 関羽
  • 張飛
  • 義勇軍
  • 盧植
  • 黄巾賊討伐隊官軍
  • 黄巾賊
  • 張宝・張梁(張角の弟たち)
  • 朱雋(潁川で黄巾賊と戦っている官軍)
  • 曹操(洛陽から来た官軍・字は孟徳)

おそらくこんな話だったんだろう

劉備・関羽・張飛と義勇軍は、広宗で黄巾賊と戦っている盧植の元へ。

盧植たちはちょうど作戦会議中・・・

かつて少年を教えた記憶がなんとなくあった盧植は、劉備と会うことに。

感動の再会を果たした2人。劉備は、盧植の力になりたいことを伝え、

盧植はその気持ちを素直に喜ぶ。

 

黄巾賊の正規軍との2ヵ月におよぶ戦いも、いまだどうにもならない状態・・・

にも関わらず官軍の態度はダレていて、晩酌だけは欠かさず楽しんで騒いでいる。

義勇軍はそれを見て、なんとも言えない様子。

ついに我慢の限界に達した張飛は、劉備の元へ・・・

そこにはなんと既に関羽の姿が!

劉備も同じことを感じており、先に関羽に相談していたのだ。

ただ、なんとか盧植の力になり喜んでもらいたいと考えている劉備は、

ここを立ち去ることはできない、と悩む。

張飛はとにかく官軍の態度に限界!

関羽はそんな張飛に「機嫌直しの酒」を差し出す(笑)

 

そうこうしていると、3人の元に盧植がやってくる。

潁川で暴れ回っている黄巾賊、張角の弟である張宝・張梁と、

戦ってほしいと頼んできた。

既に2将軍が戦っているのだが、なかなか勝敗がつかないらしい・・・

意義のある戦いに飢えていた張飛は、やる気MAX!

寝床に就いている義勇軍を大声で起こし、いざ出発!!

 

潁川に到着すると、朱雋将軍の陣が。

朱雋劉備たちと義勇軍を、寄せ集めの兵・乞食部隊と貶し、

ずいぶんと嫌味を浴びせる・・・

例によって張飛はケンカモードに入るが、劉備と関羽がすかさず止める。

 

劉備たちが任されたのは、最も強力な敵の正面、最前線であった。

奇襲が最も成功に近いだろうと考えた劉備は、

敵の寝込みを狙い、タイマツの火を投げ込み襲う作戦に!

 

これが大成功!!

黄巾賊は、劉備たち500人の行いではなく、

官軍5000人の夜襲と勘違いし、戦わずに逃げていく。

 

そこに現れたのは洛陽から来たという曹操という将軍。

朱雋の軍とはまた別の、5000人の司令官であると名乗る。

逃げ惑う黄巾賊を、ほとんど討ち果たしたらしい。

劉備曹操は、2人で凱歌の音頭を取る。

曹操の軍は朝廷の命令に従い次の地へ向かい、

劉備たちもその場を引き揚げる。

 

わずか500人で大手柄を立てたはずの劉備になぜか笑顔は無く、何かを考えこんでいる。

若く学問も兵法もある曹操の姿が、頭から離れないのだ。

国に大きな影響を与える大人物になる予感がするという。

実際にこの曹操、将来劉備のライバルとして存在するようになるらしい・・・

ここまでの感想

劉備の願い通り、盧植先生の手助けをしに広宗へ!

先生も、劉備のことをちゃんと覚えていてくれたー!!

ただね、官軍のみんな、これはダメだよ・・・目的見失ってる。

戦いはどんどん長くなっているというのに、酒・宴会・お祭り騒ぎで。

一体何のためにここに来ているのやら。

張飛カンカンだよ?まぁ、それをなだめる関羽がまた「わかってる」よね。

酒には酒を?じゃないけれど、「あいつら酒ばっかり飲んでー!」とお怒りの

張飛の気持ちを落ち着かせるには、やっぱり酒が一番か??

盧植先生って、自軍のみんなのことをどう感じていたんだろう・・・

 

盧植に言われて潁川に向かった劉備たち。

ここ!ここで出会った朱雋、最悪!こいつ嫌い!!

黄巾賊と戦っている将軍(特にトップ)、ここまで鄒靖とか盧植とか

みんないい人そうだったから~こんなタイプもいるんだ、うへぇ。

「自分らだけでは勝てない」って事実を、プライドが許さなかったのかな。

出会い方が違えば、実は明るく愉快なおじさん♪みたいなタイプであってほしい・・・

少なくとも黄巾賊と倒そうと頑張ってはいたのだから。

 

難関箇所を任された劉備たち、奇襲作戦なかなかやるなぁ~

劉備、優等生で真っ直ぐ真面目な性格で、

相撲なら「変化(※相手とぶつからず左右にかわすこと)とかありえない」ってタイプ!

と思っていたけれど・・・怖い怖い。

もし自分が受ける側だったらたまったもんじゃないけれど、

今回は攻める側の立場で、めっちゃドキドキワクワクしたわ。

朱雋の態度に怒っていた張飛も、おもしろそうな作戦だと乗り気だったし。

「官軍たちのいばった鼻をへし折ってやるぞ」と・・・

いや待って目的が変わってない??

 

曹操さん、また来たクール新キャラ!!!

劉備の脳裏に焼き付いたこの人・・・

流れ的には、今回決して「一緒になって戦った」わけではなく、

お互いがお互いの力を発揮して、出会ったときには

「わぉ、そちらでもやってくれておりましたか!」みたいな感じだったのに、

もの凄い存在感・・・!

いつか今度は、2人で最初から力を合わせて

黄巾賊や他の悪党と戦うときが来るのかな~なんて考えていたら、

ライバルになる、とな!!?

どっちが国をとるかとかそういうこと??劉備って何者なん???

続きが楽しみ~

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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