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三国志2巻85~124ページ

挑戦
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挑戦した範囲

  • 2巻「漢室の風雲」85~124ページ
    • 放浪の旅

主な登場人物

  • 劉備
  • 関羽
  • 張飛
  • 督郵
  • 劉恢(鴻家と血縁関係あり)
  • 芙蓉姫
  • 劉備の母

おそらくこんな話だったんだろう

警察署長を辞めた劉備とともに、安喜県を飛び出した関羽・張飛

張飛はこれから暮らす先にあてがあるらしく、2人に向かって「任せておけっ」と自信満々。

 

一方、張飛に懲らしめられてボロボロの督郵は身体を治療中。

その際、劉備の辞職と張飛たちが安喜県を離れた事実を聞き、お怒りモード。

「劉備が自分を殴り逃げた」と、ありもしない罪を着せ捕まえさせようと、

定州の太守に急使を出し告げ口。

 

劉備たち3人が道中休憩をとっていると、定州の兵が追ってくる。

地面には既に3人の乗る馬が付けた足跡が残っており、逃げることは不可能

そこで関羽と張飛は自ら兵の前に姿を現し、2人で何人もの兵を素手で倒していく。

「今日のところは手加減してやった」と言いながら、怖がる兵たちを逃がす。

2人が何をしてきたかはわかっていない劉備と共に、再び旅を続ける。

 

張飛のツテで3人がやってきたのは、劉恢という大金持ちの屋敷。

困った者の面倒をよく見る性格で、浪人たちの居場所になっているらしい。

1年でも2年でもいて良いと話す劉恢に、太っ腹な人もいるものだと驚く関羽。

そんなとき、庭に目をやった劉備はハッとする。

そこにいたのはなんと鴻家の芙蓉姫

かつて黄巾賊に城を焼かれてしまい塔にかくまわれていたときに、劉備とも会っていた。

この屋敷、滅ぼされた鴻家と血縁関係があったのだ。

張飛がこの屋敷をよく知るのは、鴻家の家臣だったのだから当たり前だと納得する劉備。

同時に、再び会えた芙蓉姫に「夢のようだ」と素直に喜びを伝える

 

屋敷での生活が始まると、日中なぜか口数が少ない劉備。

関羽はその様子を気にしている。

ある晩、消灯後にそっと部屋を出ていく劉備に気が付いた関羽は、その後を付けていく。

そこにいたのは芙蓉姫。

2人は、夜になる度こうして屋敷を抜け出し逢引をしていたのだ。

 

翌朝、関羽は珍しく酒を飲んでいる。

張飛がそれに気づき理由を尋ねると、関羽は昨晩見た光景を正直に話す。

劉備の柔弱ぶりに少々がっかりした様子の関羽と、

「何だそのことか」と既に知っていた口ぶりの張飛。

気にはなっていたが、かつて仕えていた鴻家の姫なのでうるさくは言えなかったようだ。

対して関羽は「今そんなことをしている場合か、一番大事な時だ」と感情的。

 

そんなやり取りをしていると、劉恢が声をかけてきた。

困った知らせが入ったのだという。

洛陽の巡察使定州の太守が巡遊予定で、宿舎としてこの屋敷を利用するとのことだった。

関羽と張飛は、劉備と芙蓉姫のこともあり、これを機会に屋敷を出ようと考える。

 

その後、屋敷を出ることを劉備に伝えた関羽。

案の定動揺する劉備に、関羽は「芙蓉姫が気になるか」と正面から切り出す。

劉備は、「気まぐれではなく、心の底から恋をしている。」と言い切る。

 

3人が屋敷を離れる日、劉備を見送る芙蓉姫の目には涙・・・

 

向かう先として、劉備は「3人バラバラに過ごし、時期を見て落ち合う」ことを提案。

次に会うのは「涼秋の8月・五台山で」と約束をする。

 

劉備は涿県桜桑村にある実家を訪れる。

3人バラバラで過ごす間は、この実家に身を潜めるつもりだった。

村の様子も実家近くの桑の木も変わっていない。

玄関を開けると、作業中のお母さん

一瞬「玄徳!」と笑顔を見せるも、次に出たのは

「なぜ帰ってきたの、大事を成すまで10年いや20年会えぬと思っていた」という厳しい言葉。

さらに「母が1人生きているのが気になってしまうなら、ここで死にます」というほどだった。

考えが甘かったと反省した劉備は、実家を後にする。

 

劉備が立ち去ると、お母さんは「冷たい母と思わないでおくれ」と1人大泣きしてしまうのであった。

ここまでの感想

まずさ、督郵よ・・・あんた全っ然、反省してないね変わらないじゃん。

あんなに痛い目にあって、なんとか命は助けてもらったみたいな感じだったのに。

まだ繰り返すんかい!いい加減にしなさーい!!

 

一方、自分たちの「本当にやりたいこと」を叶えるために、飛び出した3人!

どこで何をしていくのかな~と思いきや!!

張飛に連れられてたどり着いたお屋敷に

まさかの芙蓉姫ー!!!

お久しぶり。1巻の最初だね・・・でもまた会えるとは思っていたよ!

張飛が“鴻家の家来で黄巾賊に寝返ったフリしてた”のとか既に懐かしいんだけど・・・

で。

うおおおどうした関羽!関羽そっち派の人間か!

ダメ?ダメかな恋愛??

チームのリーダーがそれじゃあ心配って、

「夢や目標を叶えるために恋愛は邪魔」派な関羽さ~ん・・・

張飛もそうなのかな?“相手が姫だから見てないフリしてた”ってことは反対は反対なのか?

でもそもそも“恋の経験はなくてわからない”とも言っているから、完全に反対ってわけではないのか。

ちゃめは、『夢・目標にプラスならOK、マイナスならNG』だな~

例えば劉備が毎晩逢引してるせいで昼間しなきゃなこと何にもしてないとか、

姫からの目線気にしすぎてケガしたくないし思いっきり戦えないとかだったらマイナスでNG。

逆に今夜も会えるぜーって、昼間めっちゃ頑張って元気にやることやってたり、

姫にカッコいいところ見せたいしって力いっぱい思いっきり戦ってくれたりするならプラスでOK。

それじゃあダメかぁ~??

あ、そうか・・・関羽は屋敷に来てからの劉備を「昼間無口なのが気になる」って言っていたから。

「ボーっとしている・自分を失っている」と判断したのかもね。

まぁ、結局屋敷を出ることになったから、また離れ離れなんだけどさ。

頑張れ劉備。

 

で、あとはお母さんよね・・・

辛いね、本当は嬉しいんだろうし心配なんだろうし一緒にいられるならいたいのかもしれないね。

でも、劉備が決めた道だから、心を鬼にしたんだよね、、、

でも!せつなーい!!劉備もきっとわかっているだろうけれどー!!!

1人になってからあんなに号泣してるお母さんを見てしまっている読者側が辛いー!!!

 

あれ?ちょっと待ってよこの展開、、、

劉備実家追い返されて行くとこないじゃん?

まだ関羽張飛と集まるまで、日があるじゃん??

8月に会おうって、今はどのくらいかな?

寒くなってきてようやく役職が与えられて、

警察署長は4ヵ月やってて、督郵のもてなし案件があったわけだから。

まだしばらくは3人バラバラ??

これ、もしかして芙蓉姫も屋敷飛び出して追ってきたりして(そんなことが可能かは不明)

劉備も実家にはいられなくなったし。

またどこか別の場所で再会出来ないかなー無理かなー

頑張れ劉備。

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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