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三国志1巻365~404ページ

挑戦
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挑戦した範囲

  • 1巻「桃園の誓い」365~404ページ
    • 鉄門峡の死闘

主な登場人物

  • 劉備
  • 関羽
  • 張飛
  • 義勇軍
  • 朱雋
  • 朱雋の軍
  • 張宝
  • 黄巾賊

おそらくこんな話だったんだろう

黄巾賊との戦いに敗北を続けている朱雋は、

そのうち自らの立場が危うくなるのでは、と気が気でない様子。

そこへやってきたのは劉備たち

朱雋は自軍の者に、劉備たちを「丁寧に失礼のないようにお迎えしよう」と言って聞かせる。

前回との真逆の対応に、不穏な空気・・・

劉備・関羽・張飛、そして義勇軍も、ご馳走と酒でもてなしを受ける。

 

夜が明けると朱雋は本題に。

自分は散り散りになっている黄巾賊で手が回らないので、

張角の弟・張宝の陣を攻めてほしい、と劉備たちに相談を持ち掛ける。

劉備は早速出陣しようと動く。

朱雋は、劉備に対し動きの速さを褒め、

自軍に対し「劉備たちにくっついて行って手柄を立ててこい」と促す。

 

いざ向かってみると、何か辺りの様子がおかしい。

聞くと、張宝妖術を使い始めている(?)のだという・・・

だからと言って引き返すわけにはいかない。

張飛は尻込みする朱雋の軍を、少々手荒く牽引する。

 

「決して越えられない」と言われている鉄門峡。

朱雋の軍は引き返すことを提案するが、

劉備は「では義勇軍から突撃する」と、率先して軍を前に進める。

 

鉄門峡の先に見えたのは張宝の姿。

なるほど確かに妖術を使っているようにも見え、異様な雰囲気・・・

もの凄い烈風に、全く戦にならない現状

ひとまず軍を引き揚げる

 

関羽ですら「妖術もバカにできない」と分析するが、

劉備は「あの烈風は、妖術ではなく地形のせい」と冷静に判断。

自然の気象からくる烈風だとしても、先へ進めない事実に変わりはない。

そして、他に道はないのだという・・・

張飛は、朱雋が自分たちをこちらの戦いに差し向けた理由を察した。

そして、「ならばどういう策で進もうか」と悩む劉備に対して、

「絶壁を登ろう。登れそうもないところから登ってこそ奇襲、相手が油断する。」と提案。

これには、普段張飛の暴走見張り制止役(?)の関羽も

「たまにはいいことを言うな。」と肩をたたく。

 

劉備は、朱雋の軍に「鉄門峡に行かず、その場で音を立てて攻めるフリをしてほしい」と指示。

義勇軍には、自身とともに絶壁を登ることを命じた。

なんとか絶壁を登りきると、劉備は突然火を焚き始める

魔よけの祈禱を行ったように見せることで、

皆の持つ「妖術に対する恐怖心」を取り払おうと考えたのだ。

この劉備のアイディアに、関羽は改めて「きっと大物になる。」と感心。

 

張飛は黄巾賊に斬りかかり、劉備は適切に指示を出し、

義勇軍はその指示通り火を投げ、音を立て、黄巾賊を混乱させる。

 

異変に気づいた張宝は、反乱の指揮を執る者を自分の目で確かめようと、馬を出すが・・・

そこを劉備の矢で一撃!!張宝を討ち取ることができた。

逃げようとする黄巾賊にも、張飛が容赦なく斬りかかる。

まさか敵が絶壁を登ってきているとは思っていない黄巾賊は、

もはや誰が味方で誰が敵かわからない状況の中、ついに同士討ちを始める

張宝の率いる数万の黄巾賊は、劉備率いるわずかな義勇軍によって、完膚なきままにたたき伏せられた。

ここまでの感想

ついに!

ついに張角の弟の1人、張角の片腕となると言われていた張宝をやっつけたぞー!!!

お見事、劉備!そしてみんな!!

 

にしても朱雋さぁ・・・

何なの!?前回は、自分よりいい仕事した劉備たちを煙たがって、意味不明な理由付けて半強制的に追い出したクセに!!

都合いいやつ~!!!

自分は張飛に性格が近いか・・・?なんて思っていたけれど、

あの「いやらしいおもてなし」に、せっかくのご馳走と酒なのだしと、ムシャムシャごくごくとガッツリ飲み食いしている張飛を見て、

あ~凄い!こういうところは自分にない部分だわ・・・となった。

「は?態度変えんな食うかこんなもん!!」ってならないんだ(笑)

そして、劉備たちの前では言ってなかったけれど、

朱雋の自軍への言葉な!

「ついて行って手柄立ててこい」って、

あれでしょ?その自軍の手柄は「俺のもの」なんでしょ?

「俺が育ててやった軍が、手柄を立てたんだぞー!」って、大きい顔できるもんね??

いや待って。もうちょっと冷静になって、朱雋のいいところ探そう。

黄巾賊倒そうと戦っている将軍だからね。

なかなか苦戦していて後がないかもと焦って、ちょっと性格悪く描かれているけれど、

きっとこの戦いが終わればいいおじさんなんだよきっと・・・

 

鉄門峡の烈風で、「絶壁登ろうそれでこそ奇襲だ」と提案した張飛に、

「たまにはいいこと言うな」と褒めてあげてた関羽ぅ~そういうとこ。

本当に、2人が一緒に戦えていてよかった!

劉備はどこまでも相手の気持ちになって行動を起こせるし。

(烈風を妖術と思い込んでいるみんなの前で、「あ、魔よけ祈禱したからもう大丈夫だよ~♪」は、さすが過ぎる・・・!)

 

ついに1巻が完結!まだ孔明さんは出てこなかったな。

次はどこでどんな戦いをするのだろう~

曹操さんは別の場所で大活躍していて、あとで再会するのかな?

そういや囚われてしまった先生は大丈夫なのかな・・・

早めに伏線回収してほしいよ~!!!

この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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