挑戦した範囲
- 1巻「桃園の誓い」5~108ページ
- 黄巾賊の乱
- 芙蓉姫
- 張飛
主な登場人物
- 若者(今範囲のラストで劉備と判明)
- 坊主(寺の和尚さん)
- 黄巾賊(黄巾党メンバー、ボスの張角・弟子の馬元義など・新入り風の張飛※)
- 蒙古族(黄巾賊のバック?)
- 芙蓉姫(鴻家のお嬢様)
- 張飛(※本当は鴻家の家来)
おそらくこんな話だったんだろう
若者は、お母さんのためにお茶を買いたくて、洛陽船を待ち伏せ。
1年間働いて貯めたお金で、無事小瓶サイズのお茶をゲット。本物のお茶!高級なお茶!!
その晩、黄巾賊が大騒ぎ!若者は宿の亭主に言われ、とりあえず遠くへと逃げる。
でも黄巾賊の馬元義たちに見つかっちゃって、若者は逆らえずお供することに。
たどり着いたお寺にいた和尚さんにも、馬元義たちはひどい態度。
(ちなみに黄巾党ってのは、張角さんから始まったグループ。
最初は、人々のために薬を提供したり、たくさんの弟子を取ったり。
徐々に、自分に服従する者にはいい思いを、逆らう者には容赦なし、となっていった。)
馬元義たちの元に、黄巾賊メンバーの1人がやってくる。
張角さんのためにお茶を!お茶を手にしたはずの若者を探している!と。
馬元義もそれを聞き、渡せ渡せ!の態度。
若者はお母さんのために買ったお茶を渡したくないから、自分の剣を渡す、と。
この剣は、寺の和尚さんが気にしていた「王者の剣」で、若者も「昔から家に伝わる物」、と。
結局、剣を渡したのにお茶まで取られてしまい、さらに監禁されてしまう。
それを助けてくれたのは、寺の和尚さん!先に鴻家の芙蓉姫もかくまっていた。
若者に、姫を安全な場所へ届けてほしいと頼み、和尚は思い残すことはないと身を投げる。
若者が目的地まで馬を走らせていたら、黄巾賊は追ってくるわ、行く先に助けはいないわ。
もうここで終わりか・・・と思ったそのとき、黄巾党の新入りのはずの張飛が止めに入る。
この張飛、実は鴻家の家来。姫と若者を助けるため、「降参して賊入りしたフリ」をしていたのだ。
剣も使わず、拳で次々と党のメンバーを倒していく。
しかも、ここに来るまでに馬元義たちから、若者の大事なお茶も剣も、どちらも奪い返していた!
若者は、お茶はお母さんへの土産だからと受け取り、剣は張飛へのお礼として、張飛の剣と交換した。
ここで若者は劉備と名乗り、張飛と芙蓉姫の2人と別れた。
ここまでの感想
劉備は、多分真面目で、働き者で、優しいんだろうなぁ。
「お母さんのため」が、ずーっとにじみ出ていた。心配になるくらいに。
「明日には家に帰って、お母さんの喜ぶ顔が見られる」このセリフがある時点で、
そのまま帰ることはできないんだろうなとは思ったけれど。
ここまでで結果的に、お茶戻って来たからね。無事に帰ってね。
黄巾賊メンバーが全体的にヤバいよね。馬元義は性格悪い。
張角ボスも、最初は仙人から言われたとおり勉強を熱心にして、ストイックで。
だんだん、力を手にして変わっていってしまったのかな・・・今でもあることかもね。
突然正体を明かした張飛の、正義のスーパーヒーロー感がよかった。
和尚さんだけは、結構謎だ。まさかこの和尚さんが、張角さんに助言した仙人ってことはない?
「(張角は結果的に欲に溺れたから、劉備の登場に)真の救世主が現れたのじゃ~」と、
安心して身を投げた?そんなことは、さすがにないか。
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