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挑戦した範囲
- 2巻「漢室の風雲」320~354ページ
- 青年曹操
主な登場人物
- 董卓
- 曹操
- 王允(司徒)
- 許劭(学者・人物批評家)
- 呂布
- 李儒
- 陳宮(字は公台)
おそらくこんな話だったんだろう
司徒、王允の家にたくさんの政府高官が集まっていた。
董卓の今のやり方が目に余る・万民が嘆いているのがわかる・国が滅んでいくのを見ながら何もできない・・・と、口をそろえて愚痴を言う。
そんな中、曹操は大笑いしながら「時勢を嘆いているだけの意気地なしだ。」と広言を吐く。
実は曹操が董卓に仕えているのには裏があり、隙あらば刺し殺そうと狙っていたのだ。
これを聞いた王允は「世の中再び幸せが戻るならば」と、曹操の願い通り自身の家に伝わる名剣を貸し出す。
曹操が書院で休息中の董卓を訪ねると、そこには呂布も一緒だった。
董卓から出仕が遅れた理由を聞かれた曹操は「持ち馬が老馬だが、ゆとりがなく良い馬が買えないため」と説明。
董卓は、自分の馬を一頭つかわせることを提案。
呂布がその馬を連れてくることになり、曹操にとってはチャンス!
呂布がいない隙にとサッと剣を取り出したが、すぐに董卓に気が付かれてしまう。
苦し紛れに言い訳するが、そこに戻って来た呂布もその少し変わった空気を感じ取る。
呂布が連れてきた馬を試乗すると言った曹操は、その馬に乗ったきりもうそこには戻らなかった。
董卓がこのことを李儒に話すと、やはり李儒も「曹操は董卓の命を狙ったのだろう」という見解。
董卓は、曹操の人相書を全国に回すよう指示。
「曹操を捕らえたら大名に・首を持ってきたら千金を与える」とし、曹操の企みの仲間も捕らえるとした。
案の定、捕らえられてしまった曹操。
曹操の家系は、代々役人であったという。
「何で成り上がりの暴虐非道の董卓にひざまずかねばならん」と思っていたのだ。
これを聞いた陳宮と名乗る人物が「董卓には大きな怒りと憎みを持つ」とし、曹操を逃がし自身も行動を共にすると申し出た!
そして2人は馬に乗り、その場を後にした。
ここまでの感想
今回は曹操の話~!
前回、董卓のやり方にいつか反発する人も出てくるよね・・・?と思っていたら、こんな近くに!!
「のちの劉備のライバル的存在(だっけ?)」という曹操!
黄巾賊と戦っていたときも「若くて学問も兵法もあって・・・」と、劉備が気になっていた存在。
今回、曹操の若いときの様子を回想で詳しく知ることができたけれど。
昔から頭が良くて、でも乱暴な所もあって、そして口が上手い。
いかにも真実のように、大人に対しても(親に対しても)話をするから、ちょっと怖い・・・
許劭という学者に人相を見てもらったときに「平和な世には能臣だが、乱世になれば奸雄となる」と言われた通りの。
役人(王宮の警備員)時代は、掟を破った者はビシビシ取り締まるし、それが大臣の身寄だろうと容赦なく棒で殴りつけていたとか。
う~ん、劉備と出会ったとき「おー、またクールな新キャラ出てきた!」となってはいたけれど!
そもそも董卓を「いずれは殺してやろう」という考えからずっとそばにいたというなら、ちょっとどころか怖すぎるよね・・・
劉備とは真逆と言っていいくらいの性格じゃあ?
そういう意味では、董卓も曹操も「ええぇ・・・」なキャラではある。
劉備と曹操。
この2人、将来どんなことでのライバル関係になるのかな??
というか、劉備どうしてる?元気??
ここまででどれくらいの時が経っているか、なんかもうよくわからなくなっているけれど。
また劉備たちと交わるときが来た時には、今回でより詳しく知ることができた曹操の基本的な性格や動き方・考え方なども踏まえて読み進めていきたいと思う~!
ところで。
このペースだと三国志完走までに10年かかっちゃうんじゃない!?な気がしてきたので。笑
来年はもっとペースを上げていきたいな!
劉備たちにもそろそろ会いたいしね~!!
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