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パリピ孔明三国志ネタ理解までの道!三国志2巻355~395ページ

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挑戦した範囲

  • 2巻「漢室の風雲」355~395ページ
    • 奸雄立つ

主な登場人物

  • 曹操
  • 陳宮(中牟県の関門の守備隊長)
  • 呂伯奢(曹操の父の友人)
  • 曹操の父
  • 衛弘(河南の財産家)

おそらくこんな話だったんだろう

陳宮とともに逃げ出した曹操

この村には、曹操の父が兄弟のように付き合う呂伯奢が住んでいた。

呂伯奢は、曹操の顔を見ると2人を家に通し、自身に回ってきた人相書を曹操に見せた。

「殺したら千金、捕まえたら大名」

曹操は、これほどになった理由を呂伯奢に説明する。

「董卓を討とうとして失敗した。」

呂伯奢は驚くが、曹操は「自分が逆賊なら、董卓は大逆賊」と軽くあしらう。

曹操から陳宮を紹介された呂伯奢は、陳宮に「曹家一門存続のため、力になってやってくれ」と頼む。

 

呂伯奢が、酒を買ってくると言ったまましばらく戻らない。

何かおかしいと感じた曹操が、外の召使い達の会話に聞き耳を立てると、刃物を研ぐ音とともに「縛る」「殺す」などの言葉が飛び交っている。

呂伯奢が賞金欲しさに自分を裏切ったのだと思い込んだ曹操は、召使い達の前に出て行き彼らを斬ってしまう。

落ち着いて辺りを見てみるとイノシシを仕留めたところであり、これから調理をするのだろうという場面だったのだ。

早合点であることは認めるも後に引くことも出来ず、曹操と陳宮は呂伯奢の家から急いで立ち去ることにする。

その際、陳宮は「菩提を弔い、詫びたい」と言ったが、曹操は「武人らしくない、したことを悔やむな」と言い放った。

 

逃げる道中で、酒を買い家に戻る呂伯奢と出くわしてしまう。

「茶店に忘れ物をした」と苦し紛れに嘘を付き、その場を立ち去る曹操と陳宮。

少しして曹操は思い出したかのように来た道を引き返し、呂伯奢のことも斬ってしまった。

もし呂伯奢がそのまま家に帰り、召使い達を皆殺しにされているのを見たら、自分たちはきっと役人に訴えられてしまう、と危惧したためだ。

陳宮は「罪なき者を殺すは、人道に反す」と強く言ったが、曹操は「俺が天下に背こうとも、天下の人間が俺に背くことは許さん」と考えを曲げない。

「呂伯奢が買った酒は、もらってくればよかった」と、少しの後悔もないような物言いに、陳宮は呆れてしまう。

曹操が眠ったところを襲おうとも考えたが、「寝首をかくのは武士らしくない」と取りやめる。

逆に、大胆さや野望に対する情熱に賭けてみたいとも思った。

 

結局、曹操は自らの父を訪ねた。

曹操は「董卓を討つための軍費を援助してくれる、金持ちを紹介してほしい」と頼む。

父は衛弘という人物の名前を出し、曹操と衛弘をつなげるために宴会を開くことを快諾する。

 

宴会当日、盛り上がってきたところで曹操が話を切り出すと、衛弘はあっさりと協力する姿勢を示した。

曹操は、「忠」「義」の2つの旗を用意し、各地の将に「檄(自分の主張と、味方につくよう述べる文章)」を飛ばした。

この「檄」を見て、各地の将達が、続々と河南に詰めかけた。

ここまでの感想

ついに2巻が完結~!遅っ

2巻ラストまで、劉備・関羽・張飛は出てこず、今回は特に曹操についてだいぶ知ることができた!

曹操・・・やっぱりとんでもない男だった。

さすが、(裏があっても)董卓と行動を共にできていただけあるというか。

「奸雄=悪知恵にたけた英雄」

その通り過ぎて・・・

クールになんでもやってのける系どころか、途中だいぶ怖かったよ?

人間の心、持ってる??

自分の言うことなすことが最も正しい、と言い切れる精神。

人の言うことに耳を傾けない。

成功のため都合が悪い場合は排除。

ん?

董卓にも似ている、、、のか?

(董卓は、さらにそれを楽しんでいる感じ。

曹操は、何も思っていない感じ・・・かな。)

陳宮の言うとおり、「大胆さ」「野望に対する情熱」は確かにある!

これがあるからこその言動・行動なのだろうから。

そのくらいでないと、天下を取るって出来ないのかもしれないし・・・

陳宮が人間味あるタイプだから、余計に対比させてしまうなぁ~

 

ちょっと気になったのは、曹操の父が紹介した衛弘。

この人は、本当にただただお金に余裕があるから簡単に協力したってことでいいの?

なんとなーく、引っかかったんだけれど。

援助しないと言ったら脅される、命が危ない、と勘付いたにしても・・・

それが怖くて、というだけではない「何か」を感じた~もちろん根拠は全くない!

さてさて。

曹操はこうやって資金と仲間を集めて、董卓に向かって行く。

その後は一体何が待っている!?

劉備たちも、別の方法でのし上がってくるってこと?

歴史をわかってないって恐ろしい・・・

でも、これから知れるんだから楽しみ♪

パリピ孔明が、映画化で盛り上がっているみたいだから。

もっともっと三国志読んでいって、パリピ孔明を見たときにも

「これ、あのシーンの元ネタ!」ってさらっと人にも説明できるくらいになったら嬉しいなぁ~

ではでは!

 

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この記事を書いた人
ちゃめ

音楽全般大好きな、音楽オタクのアラフォー♀。
生まれも育ちも、ずっと雪国。
学生時代は、クラシック畑の演者側。
社会人になると、バンド中心に“音を浴びる”楽しさ喜び感動に目覚め、
アラサー時代は、地元から東北・関東・関西まで飛びまわっていた。
コロナ禍を機に、“映像と音で魅せる”ダンスボーカルに沼る。
最近では、演歌歌謡曲にも心打たれがち。
どの時代・どのジャンルの音楽にも触れてみて、芸術・文化の気づきを発信中。

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